ブレンド茶にグラノーラ、スーパーフード入りのお菓子…。最近おなじみとなりつつある、健康志向の飲料や食品たち。スーパーやコンビニで毎日のように見かけたり、何気なく口にしたりしていますが、どんなふうに作られているのでしょうか?また、これらの原料のメインとなる穀物にはどんなものがあるのでしょうか?飲食品原料の加工を営む京都グレインシステムさんにお伺いしてみました!

 

飲料に食品、それぞれにピッタリの加工方法で最高の製品へ!

これらは、私たち京都グレインシステムが手がける飲料・食品原料の一部。取り扱っている穀物は多岐にわたり、それぞれに適した加工を施しています。

 

昔ながらの食材も、注目のスーパーフードも。多彩な原料が勢ぞろい。

当社の製造課は、原料の加工技術によって大きく3つの課に分かれています。一課は蒸す工程。二課は焙煎する工程。三課は原料を砕く割砕(かっさい)、パウダー化など複数の工程をおこないます。原料となる穀物は、やはり米がメインですね。麦も多いです。他にも、大豆や黒豆、小豆といった豆類や、アワ、キビなどの昔から親しまれていた穀物も扱っています。ジャスミン茶や烏龍茶をはじめとしたお茶の原料に、最近スーパーフードとして話題になっているキヌアも手がけていますよ。とはいえ、これらはほんの一例。お客様からのお問い合わせに応じて、ニーズに合った原料を提案しています。

 

少しの違いで仕上がりは大違い。メーカー様の求める味をとことん叶えます。

上記のおもな穀物原料から、飲料や食品、健康食品などが作られます。営業部は大手食品会社の新商品開発も携わっていて、その8~9割が飲料です。メーカー様の要望に合った原料加工をおこないますが、焙煎ひとつとっても火入れの時間や温度などで味は大きく変化するもの。例えば、玄米茶の原料となる焙煎された米は、一般的に色の濃いもののほうが香ばしいと言われています。緻密な変更を何度も重ねながら、開発担当者のイメージに沿った仕上がりを実現していくことが求められます。また、ティーバッグや水出し用の麦茶には、より抽出しやすくなるように大麦を粉砕するなど、商品の目的に合わせてベストな加工方法をチョイスしています。当社は高性能かつ大規模な加工ラインを完備していますので、大量生産もお手のもの。もちろん、原料の産地に対するこだわりも徹底していますので、味や安全性も保証つきです。

 

◆あとがき

いつも当たり前のように食卓にのぼっている飲料や食品の数々。それらが私たちのもとに届くまでに、いろんな穀物が姿形を変えてきたのだと改めて気づかされました。原料の風味がそのままに生かされているものもあれば、「え、これが入ってたの?」と言われるまで気づかない原料もあるのは、多種多様な加工のなせる業だったんですね。京都グレインシステムさんのお仕事は、表に出ないものの、メーカー様の商品を陰で支える土台となる役割。今後は健康食品や医薬品などの事業も視野にいれているということで、ますます目が離せません!

 

取材協力:京都グレインシステム


私たちの食生活にもはや欠かせない存在となった、ペットボトル飲料や加工食品。京都グレインシステムでは、それらの原料となる玄米に大麦、大豆といった穀物をはじめとした多彩な原料を加工し、メーカー様へお届けしています。自社開発品と他社依頼品を合わせ、試作開発件数はなんと年間約200件。実績を積むとともに、失敗を恐れないチャレンジ精神で新しい可能性を常に探求しています。