店内から流れる「安全です!新鮮です!!と・り・せ・ん♪」のキャッチフレーズ、一度聞いたらなかなか耳から離れません。
群馬県を中心に60店舗以上を展開するスーパーマーケットチェーンの「とりせん」。
創業はなんと!今から100年以上前の大正元年。
はい、ここでピンとこない人のために、その年に起こった出来事をいくつか発表してみましょう。
・タイタニック号が沈没
・大阪のシンボル初代通天閣完成
・春の小川(音楽の授業で歌うアレ)リリース
これらの歴史的出来事が起こっている最中、とりせんは産声をあげたんです。
改めて考えると、やっぱり100年の重み、すごい。
大正・昭和・平成・令和と、時代を超えて愛されるスーパーとして成長を遂げてきたとりせんですが、約1世紀のあいだ、お客様の胃袋をつかんで離さないと評判なのが、いつでも出来たてを提供するバラエティ豊富な「おそうざい」。
今回はその中でも看板商品となっている「ハンバーガー」をチェック!
わー!おいしそう!
そうです!とりせんの名物といえばこの「大満足バーガー」!
ご覧のとおり専門店も顔負けのボリュームです。
肉厚なてりやきハンバーグはこんがり炭火焼風。ひとくち頬張ると、スモーキーな風味が口いっぱいに広がります。
具材はメインのハンバーグ以外にもベーコン、目玉焼き、トマト、レタスにたまねぎと、たっぷりで飽きのこない仕上がり。
ソースも素材の良さを活かすためにあえてあっさりした味つけで、男性はもちろん女性やお子さまにも愛されています。
でもここで素朴な疑問。
創業100年のスーパーマーケットなのに、なぜ看板商品が「ハンバーガー」なのか?
老舗だったら歴史と伝統を活かして高級な和菓子とか、なんかそっち方面の商品を開発しがちなんですけど……。
違うんです。
実は!とりせんは元々、肉の卸売事業から発展していったスーパーマーケット。
だからお肉の扱いに関しては並々ならぬこだわりを持っているのです!
な、なるほど…….。大満足バーガーがお惣菜の域を軽々と超えたクオリティなのもうなずけますね。うんうん。
とりせんはハンバーガーのほかにも、お肉を使用したメニューにはこだわりがたくさん詰まっています。
店名の由来にもなっているとり肉に関しては「めちゃ旨塩竜田揚げ」がものすごい人気。
なんと、あの全国からあげ日本一を決める『からあげグランプリ』のスーパー惣菜部門で金賞を受賞してますから!
最近ではテレビや雑誌の特集にも取り上げられ、ますます人気のとりせんの「おそうざい」。みなさんもぜひご賞味ください!
まとめ
老舗のスーパーマーケットということで若干緊張して取材にのぞみましたが、実際は歴史にあぐらをかくことなく「地域のお客様のために」というサービス精神がほとばしる会社。そしてアイデア豊富なメニューが多く、飽くなきチャレンジ精神を感じるところにも、とりせんが地元で長く愛される理由の一端を感じました!
取材協力:株式会社とりせん
1912年に群馬県館林市に前身である鳥仙商店を創業。以来、群馬・栃木・茨城・埼玉に60店舗以上を展開するスーパーマーケットチェーンに成長。
100年以上にわたり、人々の暮らしの変化に寄り添いながら「商業を通して地域社会のお客様のために奉仕する」を合言葉に安全で新鮮な商品を提供しています。
ハートの形をしたトサカがチャームポイントのマスコットキャラクター「ハートりん」も子どもたちに人気です。